長い年月をかけ、祈りの込められてきた着物が今、 日本各地でその役目を終え、眠りについている。 新たな祈りのもとに、それらを縫い合わせて作ったストールには、 祈る者たちの心が偶然生んだ、唯一無二の奥ゆかしさがある。
100年もの歳月、親から子へと受け継がれ、愛の物語を刻んできた古着物。 母親の祈りが込められた着物の布を、一針一針、新しい祈りを込めて再生させた、世界にただ一つしかない作品。 機械生産にない手仕事の味わいとぬくもり、そして時の流れと物語を感じていただける方に、お手にとっていただたら幸いです。